掲載サイト:マイナビ転職
年齢制限:特になし(大卒、実務経験3年以上)
募集形態:事務系総合職(職種限定なし)
採用人数:3〜4名
役職者を目指す方を積極的に募集しているところを見ると、経歴がしっかりしていれば、ベテランの方でも十分勝負できると思われます。
自身の経験とうまく関連づければ誰でも採用される可能性はあると予想します。
関東ではそこそこメジャーな大学ですので、倍率は高いかもしれませんね。
募集要項を見た印象は、将来の役職者候補と国際化に対応できる人材をとにかく獲得したいということでした。この2点を意識することは必須でしょう。
国際化対応という点で言えば、職員でも学生の海外留学を引率する業務なんかもあるみたいなので、好きな人にはたまらないですね 笑
ジョブローテーションも3から5年置きにどんどん行われるみたいなので、長期的かつ飽きずに働けそうで好印象でした。
理系の大学ではありますが、学生と違って女性の職員も半数程度いるみたいですよ。女子役職者もいるようですので、女性も安心して応募できそうです。
■大学概要
学校法人としては、中高2校と大学(大学院)を有しています。そこそこの規模ですが、小学校を持っている学校法人も多いことを踏まえれば、学校を絞りつつ運営している感じでしょうか。
キャンパスは豊洲、芝浦、大宮(埼玉)の3つですね。
中高は豊洲・千葉の柏市にあり、総合職の場合、東京、埼玉、千葉のいずれにも勤務する可能性があります。
転居までは必要ないと思いますが、人によっては気になるかも知れません。
リスク分散という点では、総合大学の方がいいと思いますが、芝浦工業大学のように、専門分野に特化するという方法も実際はありですよね。
理工系なら芝浦!といったイメージ、ブランドを育成することに繋がっていると思います。
ちなみに、学生数は7700人前後です。中規模大学という感じでしょうか。
最後に、芝浦工業大学の特筆すべき点としては、スーパーグローバル大学創生支援事業に採択されていることです。
社会に貢献する技術者の育成という理念を掲げて、これまで一貫した実学主義のもと多くの技術者を輩出してきました。しかし、これからはそれに加え、その人材育成モデルを世界に発信していくという使命が加わります。
実際、アジアの理工系大学のランキングTOP10入りを明確な目標としています。
こういったランキングの是非は置いておいて、国際的な大学への飛躍を狙っている革新的な大学であるということを意識したいところです。
■求める人材
・TOEIC800点以上
・将来的に役職者を担う意欲がある
・建学の理念を理解し、学生を愛する
ご覧になったらすぐわかるように、とにかく国際化推しですね。
海外経験のある方は圧倒的に有利となるでしょう。
一般の方は、せめてTOEICで不利にならないようにするのが得策ですね。
また、その他は、意識の問題なので、大学のことをよく調べ、然るべき対応をすれば大丈夫でしょう。
強いていうならば、マネジメント経験をアピールしておくと、役職者としての素養ありと示すことができるかも知れません。
なお、その他、以下のような専門技能も優遇されるようです。
・国内外での営業経験
・情報関連スキル
・施設系スキル
・危険物管理等のスキル
・産学官連携の実務経験
・知的財産マネジメントなど、法務関係
・総務、人事、経理の実務経験
正直、なんでもありなんだろうなという印象ですが、どれも近年大学で求められているスキルですので、該当する方は、うまくアピールすべきでしょう。
総合職ですので、どんなアピールポイントでも刺さればいいのですが、募集要項を読んだ限り、国際化対応人材がとにかく強い印象ですね。
とにかく知恵を絞り、少しでも語学力や海外への対応力を見せたいところです。
■待遇
給与は平均以上でしょうか。
記載によると、まず大卒初任給が230,000円と高額ですね!
25歳で年収480万、30歳で600万、40歳で800万とのことです。
ボーナスは年間5.6ヶ月ということで、まずますですね。
ただし、ここで気をつけたいのが、30歳以上は課長職の場合ということです。
大学によって組織構造は違うのでなんとも言えませんが、一般的な大学で30歳の課長はまずいないのではないでしょうか???
また、仮に本当に課長職になれたとしたら、時間外手当はありませんので、上記の金額以上は望めません。だいたいモデル年収を見るときは残業代を考慮して+50万ぐらいは見ているのですが、判断が難しいですね・・・。
実は芝浦工業大学はあるデータでかなり高額な月給だということが明らかになっていました。ただ、あくまで最短で昇格した場合のデータということでしたので、Maxの給与が示されているに過ぎないのかも知れませんね。
手当は金額不明ですが、通勤手当、扶養手当、時間外手当、住宅手当等があります。
まず、夏休みが一斉休暇と交代休暇の2つ用意されています!
一斉休暇とは、文字通り全員が一斉に休む期間で、その間学校のほとんど全ての業務が停止します。
一方、交代休暇は学校自体は営業していますが、夏の間フルメンバーで働くほど業務はありませんので、交代でそれぞれが休みたいときに休むというものです。
このように休みが2種類あるような学校は往往にして休みが長いです!
もちろん年末年始の休みもあるようですし、結構休めそうな印象ですね。
なお、きになる点を挙げるとすれば、土曜出勤ですね。
隔週で土曜出勤があるというのは問題ないと思いますが、昼ではなく、15時までなんですよね・・・
ちょっとだるいですね 笑
あとは、キャンパスが微妙に離れているので、異動をどう考えるかで判断が分かれそうです。
しかし、定年が65歳で長いことや夏休みが長そうな点等を考えても、待遇は良い!と言っていいですよね。
■対策
1.書類審査
・履歴書(書式指定)
・職務経歴書(書式自由)
・志望動機書(書式自由)
まず履歴書ですが、記載する内容は以下の通りです。
・プロフィール(学歴・職歴等)
・資格
・志望理由、希望する業務、自身の能力と経験
・自身の長所、短所などアピールポイント
・趣味、特技
・語学力(TOEICスコア等)
一番難しいのは、志望理由の欄でしょうね。
そこそこスペースはあるものの、志望理由と希望する業務と自身の能力と経験全てを書こうとすると、普通は書ききれないでしょう・・・。
箇条書き等を使って、かいつまんで書くしかないかも知れませんね。
志望動機と希望する業務をセットで書き、その業務ならば、自身の経験で培った〜〜という能力を活かせると考えます!というストーリーが王道かと思います。
また、語学力の欄が別途設けられている点からも語学力重視なのが伺えますね。
次に職務経歴書ですが、こちらは任意形式ですので、これまで作ったものがあれば、それをうまく使い回しつつ、効率的に作成してください。
業務上の実績や積極性、論理的思考力など、プロフィールや資格で示せないようなスキルは、職務経歴書でアピールしてくださいね。いかに自身が求められる人材に合致しているのかを示すのが最大の目的です。
そして、珍しいのは志望動機書が自由書式であるということです。
おそらく、履歴書に書いた志望動機の詳細を自由に書くということでしょうか。
その意味で言えば、履歴書には、ダイジェスト版を書き、詳しくは志望動機書を読ませるという作戦が有効ですね。
逆にいうと、履歴書で興味を持たせることができなければ、志望動機書を読んでもらえない可能性が高いので、注意しましょう。
なお、簡易書留で送付すること、ホチキス留め不可でクリップ留めをすることなど、独自ルールにも気を配ってください。
書類等については、内容だけでなく、書き方にもこだわったほうが良いと思います。
・基本を学ぶならおすすめ!
・実例満載!真似するだけで書ける!
2.筆記試験
筆記試験の受験可能期間に幅があるなーと思っていたら、やはりテストセンターでしたね。
期間内で各自の都合が良いときに受験するスタイルです。
おそらく大丈夫だとは思いますが、都
合の良い時に予約がいっぱいという可能性もありますので、応募可能になったら、早めに予約することをお勧めいたします。
テスト内容がはっきりしているということは、当然ながら対策している人が多いということになりますので、ハイレベルな戦いになる可能性は高いです。心してかかりましょう。
ちなみに、小論文の対策により論理的な文章をかけるようになることで、面接の対策にもなりますよ。
とにかく、簡単な問題を取りこぼさないようにするというスタンスでいきましょう!
筆記試験対策の詳細については、こちらの記事を参考にしてくださいね!筆記試験はとにかく勉強あるのみです!以下の参考書もオススメです!
・転職者用SPI対策の定番!
・作文・小論文対策はこれだけでOK!
3.面接
面接は計3回程度実施される予定です。
中途採用でグループ面接を行うのは、業務上の守秘義務の観点から反対ですが、やると言われた以上、仕方ないですね。
業務の細かい内容ではなく、志望動機など、当たり障りない質問が多いことを期待します。
グループ面接はどうしても比較されるという点で、他の面接以上に基本的な話し方、立ち振る舞い等で差がつきます。
最初ですし、話す内容以上に、基本を大切に対応し、他の応募者と比べて減点されないようにしましょう。
そして、次の面接は部課長面接、最終は理事面接ということで、徐々に面接官の立場が上がっていきますので、相手に合わせた雰囲気・キャラ設定を目指しましょう。
今回は書類試験で特に志望動機をしっかりと書かされていますので、深く突っ込まれる可能性は高いです。もしかすると、安易な動機での応募者を蹴りたいという意図かも知れませんので、論理的な志望動機を考える必要があります。万が一書類の志望動機が弱いと感じた際は、フォロー策を早々に検討し、面接に臨むべきです。
最後に、今回の案件はやはり、将来の管理職候補、国際化対応の意味合いが強いので、面接では、これらに関連した内容がテーマになる可能性も高いです。
マネジメント経験や意欲、そして、語学や海外での経験等を聞かれた際は、嘘をつかない程度で何らかのアピールはしておいたほうが印象がいいと思われます。
・転職面接対策におすすめ!
・面接官の気持ちを理解して、一歩リード
その一貫として、職員の国際化にも取り組んでいるということでしょう。
その姿勢が募集要項からもよく見て取れます。
国際的な業務も増え、そう言った業務に適性がないと厳しいとは思いますが、待遇もいいですし、将来性のある大学で刺激的な生活を送ることができるかも知れません。
ちなみに、1年以内の再応募は不可なので、受けるタイミングにも注意した方がいいですよ!
個人的には、面白い大学なので、お勧めです。
■就活に疲れた貴方には以下の記事をお勧めいたします 笑