法人名:学校法人武蔵野大学
掲載サイト:マイナビ転職
年齢制限:特になし(大卒、実務経験2年以上)
募集形態:事務系総合職(職種限定なし)
採用人数:6名
経歴によって、どなたでも勝負できると思われます。
自身の経験とうまく関連づければ誰でも採用される可能性はあると予想します。
グローバル化に対応した大学改革に伴う事務組織の拡大を目的とする採用ということで、積極採用案件ですね。
倍率はそこそこ高そうですが、枠が大きい分、他の人気大学よりは受かりやすいでしょう。
どなたでも応募できて、合格率も高そうとなれば、応募しないわけにはいきませんね。
興味のある方は、お早めに応募を検討してください。
■大学概要
HPを確認しましたが、思いのほか手広くやっている学校法人ですね。
学校としては、大学大学院に加え、通信教育課程、女子中高(×2)、幼稚園、保育園を持っています。
さらに、関連企業として、株式会社、出版会、売店なんかもあったりすごいですね。
学校法人としては、大規模と考えても差し支えないでしょう。
キャンパスは東京に3つ構えています。
特に有明キャンパスは2012年に完成した新しいやつですね。話題になりました。
これら3キャンパスを異動することもあると思いますが、離れていても都内ですので、それほど大きなハードルにはならないでしょうか?
文系、理系に加え、根強い人気を誇る看護、薬学もあり、強力なラインナップですね。
将来性的な安定感は抜群です。
ちなみに、学生数は8700人前後です。学部数のわりにって感じも致しますが、中規模校ですね。
先ほど述べた有明キャンパスの設立ぐらいから、劇的な改革を続ける大学として、大学関係者からは結構評価の高い大学です。
その評価が社会的な認知度や偏差値に現れてくるかどうかが今後を左右するでしょう。
■求める人材
・繋がりを大切にする。仲間と協働できる。
・チャレンジ精神がある
・海外勤務、留学経験者歓迎
まず、上の3つは特に言及するポイントはありません。
大学職員として協調性をアピールするのは当然ですし、その大学を受ける以上、建学の理念を読み、理解を深めておけばいいということです。
一方、大きなポイントになるのは、やはりグローバル化対応ですね。
そもそも”グローバル化に対応した大学改革”の一貫として中途採用をやっていますので、やはりこの部分を抑えないと厳しいでしょう。
文字通り海外経験のある方は圧倒的に有利ですし、それがない方でも、語学力など何かしらアピールしないと合格が遠のく気がします。
■待遇
給与は平均以上ありそうですね。
記載によると、モデル賃金は以下のようになっています。
そこそこ高くないですか??
ただ、こういった情報は注意しないといけません。
というのも、どうやらこれには、”諸手当”が含まれているようなのです。
例えば、30歳で見ると、配偶者、子供がいますので、扶養手当が32,500円含まれています。
また、世帯主ということですので、住宅手当は23,000円ですね。
そうなると、基本給は、267,100円になってしまいます。(以前見たデータと一致していました)
他大学の場合、諸手当”除く”となっているケースもあるため、比較する際は気をつけないといけませんね。
また、ボーナスは年間4.7ヶ月前後ということでした。これは平均を下回りますかね?
なお、上の計算でも使いましたが、手当は通勤手当、扶養手当、時間外手当、住宅手当等があります。
明記されている金額は以下の通りです。
まず、夏休みが少ないですね・・・。5日しかありません・・・・。
一応年末年始の休暇もありますが、こちらも5日しかなく、民間企業並みです・・・
休みには期待しないほうがいいでしょう。
経営的にはうまくいってそうなので、今後への期待はありますが、大学職員最大のメリットである休みが少ないという点をどう考えるかでしょう。
■対策
1.書類審査
まずWebの応募フォームですが、記載する内容は以下の通りです。
・プロフィール(学歴等)
・自己PR(任意)
・志望動機(任意)
・特記事項(企業への質問等)
自己PRと志望動機が任意となっていますが、基本的には記入しましょう。
応募書類で記載する内容をそれぞれ200字以内でまとめる感じです。
続いて書類の方ですが、履歴書兼エントリーシートは所定の用紙になっています。
内容は以下の通りです。
・プロフィール(学歴・職歴)
・資格(語学・その他)
・自己PR(1言で表した上で、説明)
・志望動機
・前職(現職)をやめる理由
・学校をどう改革するか、図等を用いて説明
設問は普通ですが、書かせ方に癖があるというのが武蔵野大学らしいなと思いました。
自己PRをまずは一言で言わせたり、志望動機に加えて、なぜ今の仕事をやめるのかを聞いたり、最後は図を用いてですか・・・
今回については、内容は普通で大丈夫なので、書き方をうまく工夫する方に努力しましょう。
最後のやつは、オーソドックスにいけば、どうやってグローバル化するのかを図で書く感じですかね。
ちょっと時間かかりそうなので、早めに取り組んだ方がいいでしょう。
一方、職務経歴書は任意書式になっているので、あらかじめ作っておいたものを使い回せるので、助かりました。
業務上の実績や積極性、論理的思考力など、プロフィールや資格で示せないようなスキルは、職務経歴書でアピールしてくださいね。
書類審査は、”いかに自身が求められる人材に合致しているのか”を示すことが最大の目的です。
書類等については、内容だけでなく、書き方にもこだわったほうが良いと思います。
・基本を学ぶならおすすめ!
・実例満載!真似するだけで書ける!
2.筆記試験
筆記試験と同日に説明会もやってくださるようですね。
採用時に説明を行ってくれるところは手厚いフォローがあって、好印象ですよね。
選ぶという気持ちだけでなく、来て欲しいという気持ちを感じさせます。
なお、内容ですが、2016年にData-αという試験が行われたという情報がありました。
ただ、調べてみると、今はコンピューター診断しかなさそうなんですよね。説明会と同日ということを考えると、ペーパー試験の可能性が高そうなんですが、どうなんでしょうか。
数的処理については、SPIにはない展開図、サイコロ、規則性の問題も出るということで、どちらかといえば、公務員試験の対策に近いかもしれません。
一方、言語系はSPIとそこまで変わらないということでした。
よって、時間がある方は、SPI+公務員試験対策(数的処理)、時間がない方は、いつも通りSPIの勉強をするのがおすすめです。
個人的には、今もDate-αというテストが行われているのか疑問もあるので、まずは
あと、これはそこまで対策のいらないものですが、クレペリンテストも実施されているみたいですよ!
なお、時間があれば、
小論文の対策もしておけば完全です。とにかく、簡単な問題を取りこぼさないようにするというスタンスでいきましょう!
筆記試験対策の詳細については、こちらの記事を参考にしてくださいね!筆記試験はとにかく勉強あるのみです!以下の参考書もオススメです!
・転職者用SPI対策の定番!
・作文・小論文対策はこれだけでOK!
3.面接
面接は計2回実施される予定です。
集団面接と違って、グループワークをやるというのはなかなかいいアイデアだと思います。(受ける側は嫌ですけど 笑)
個人情報等を出さずに、集団内での行動を観察することができるというメリットがありますね。
無理にリーダーをやったりしなくていいので、周囲の意見を聞き、それをまとめたり、踏まえた意見を適宜出し、”地味に存在感を出す”のがポイントだと個人的には思います。
ただし、最低限の発言数は必要になりますので、考え込んでたら終わってしまったということがないようにしましょう。(これ、意外とあるんです!)
また、面接の回数が少ない場合、初回から役職者などが登場する可能性もあります。
いきなりで緊張しないよう、心構えが重要です。
これはあくまで予想ですが、説明会をやった場合は、説明会の内容や感想を聞かれたりする場合が多い気がします。
万が一に備えて、説明会の内容はよく覚えておいたほうがいいでしょう。
・転職面接対策におすすめ!
・面接官の気持ちを理解して、一歩リード
試験自体に癖があって、面倒に思うかもしれませんが、その分応募者は多少減るかもしれませんし、意外と狙い目な印象を持ちました。
休みを無視してでも大学職員になりたい!という熱い方は絶対に応募した方がいいですね。
(休めなきゃ大学職員になる意味がない!という人は他大学を受験しましょう 笑)
最後に改めてですが、グローバル化への言及(アピール)がポイントですよ!
■就活に疲れた貴方には以下の記事をお勧めいたします 笑