法人名:学校法人東京医科大学
掲載サイト:マイナビ転職
年齢制限:35歳まで(大卒、第二新卒歓迎)
募集形態:事務系総合職(職種限定なし、病院勤務あり)
採用人数:記載なし
———————————————————————
東京医科大学の中途採用になります。
まず、募集要項上、年齢制限は35歳までとなっております。
第二新卒歓迎という文言もありますし、若手を中心とした採用だと思います。
また、事務系総合職なので、職種の限定も特にありません。医大なので、病院勤務の可能性も高いですよ!
自身の経験とうまく関連づければ誰でも採用される可能性はあると予想します。
募集人数は記載がありませんでしたが、例年通りであれば若干名ですね。
ただし、医大で待遇が悪いことと、例の事件もありましたので、倍率は低そうです。
入職のチャンスは結構あると思いますね。
病院事務の方が大学病院の事務へステップアップ?したいと思った場合なんかにいいのではないでしょうか?
■大学概要
東京医科大学は、1916年創立の歴史ある大学です。2016年には創立100周年を迎えました。
大学(大学院)の他に、看護専門学校も持っている学校法人です。
また、医大ですので、医療センター等もありますね。
学校こそ絞られていますが、病院がありますので、法人としての規模はそこそこあります。
キャンパスは東京都の新宿にあります。
立地条件いいですね。
厳密に言えば、医療センターや専門学校が八王子や茨城にあるのですが、それほど異動はないのでしょうか?求人情報の勤務地には東京となっておりました。(長期的に見たら、注意ですね)
学部については医学部、看護学部の2学部です。
個人的には医学系に絞っていて、好印象なのですが、やはり総合大学に比べると規模感や安定性が心配な部分はありますよね。医学部はどうしても病院頼みになりがちですし。
まぁ、ニーズ的にもなくなることはないと思いますが。
ちなみに、学生数は約1000人です。医学系ですからね。少数精鋭です。
小規模な大学ながら、2013年には看護学部新設、2019年には新大学病院を開設と改革が進んでいる印象です。
そんな中、入試での不正があったのは、やはりタイミングが悪かったですよね・・・
是非を含め、ここで詳しく言及するのは避けますが、社会からの風当たりが強くなっているのは事実です。これから受ける場合は、そこを認識しておいたほうが良さそうですね。
■求める人材
・基本的なPCスキル
・人と関わる業務に携わりたい
・社会貢献度の高い仕事に携わりたい
・大学や病院での勤務経験
・各種専門知識がある
まず、こちらの求人でもPCスキルに関する記載がありますね。
基本的には、事務職をやっていたり、PCを使って業務をしていた方なら問題ありませんが、万が一PCをほとんど使ったことがないということがあれば、危険です。(そんな方いないと思いますが 笑)
また、その他については、大学(病院)で働く際の基本ですので、志望動機等で言及すれば問題ないでしょう。
当たり前ですが、関連する実務経験があると有利になるということです。
それ以外については、特に言及されていませんでしたし、それほど具体的な能力を求めている訳ではなさそうですよね。
自身の業務経験がどう大学で役立つのかをよく検討し、”大学でも役立つ経験”をアピールすれば問題ないでしょう。
■待遇
気になる待遇についてです!
給与は情報が少なかったですが、おそらく平均以下かなと思います・・・
医学部を持つ大学が軒並み低水準であり、特に東京医科大学は医療系学部しかありませんからね。
あくまで予想ですが、あまり期待はできないかと。
記載によると、大卒初任給は202,700円とのことです。(これはまぁ、普通ですが)
なお、金額までは記載されていませんでしたが、上記以外にも、通勤手当、住宅手当、扶養手当があります。また、記載はありませんでしたが、流石に時間外手当もつくでしょう。
また、どの大学もあると思われますが、退職手当もありますね。
そして、興味深いのは、職員住宅があることです!
大学だと、住宅手当が出る一方、職員住宅があるケースは少ないと聞いていますが、東京医科大学は持っているんですね!
空きがあればとか、単身者のみとか、入居条件はあると思いますが、もし入居できたら生活コストを下げることができそうです。これは意外と美味しいかもしれませんね。
次は休みについてです。
これも医大だから仕方ないですが、少ないです・・・
年末年始は12/29から1/3までと民間並みですし、夏休みもわずか5日・・・
なお、夏休みは言及がありませんでしたが、過去の求人ではそうなっていたので、それぐらいだと予想します。
学校は休みでも、病院に長期休みはないですからね。
ここが医療系大学の痛いところです・・。
大学ですので、福利厚生とか民間企業よりはもちろんいいですよ。
ただ、大学職員全体で考えると、やはり医療系大学の待遇はそれほどよくないです・・・。
■対策
1.書類審査
マイナビ転職の応募フォームで応募する形式です。
Webのみで応募が完結するのは大変ありがたいですね。気軽に応募できます。
まずWebの応募フォームですが、記載する内容は以下の通りです。
・プロフィール(学歴、資格等)
・職務内容(職歴)
・自己PR
・志望動機
・希望条件
Web応募のみだから止むを得ませんが、結構書かせてきますね。
まぁ、手書きをしなくていいだけでも本当に感謝です。
志望動機は専用で考えるべきですが、その他については、一度記載したものがあれば、それをうまく使いまわして構いません。
強いていうならば、注意点は意外にも希望条件では?と思ったりします。
大学職員って、意外と高収入だった人が転職してきたりするんです。(外資系とか)
そうなると、できれば年収を落とさず転職したいと思うでしょう。
しかし、今回の東京医科大学で考えれば、年齢的な部分を考えても、初年度年収はMAXでも500から600ぐらいでしょう。(もっと低い可能性あり・・・)
あまりここでふっかけてしまうと、その時点でミスマッチを起こす可能性があるので、注意した方がいいかなと思います。
なお、書類審査を通過し、面接まで進むと、別途履歴書を持参することになります。
今の時点でその履歴書について言及はありませんでしたが、任意書式なんですかね?
以前の求人では専用の書式が用意されていましたので、審査通過後、配布されるのかもしれません。
最後に。
今回の求人では、できるだけ多くの方に会いたいとのことでしたので、書類審査の通過率は高いと思います。
しかし、書類審査とは通過して終わりではなく、面接に繋がっていきます。本気で合格を考えるのならば、油断せず、面接に繋がるよう、入念に内容を作りこんでください。
書類審査は、”いかに自身が求められる人材に合致しているのか”を示すことが最大の目的です。
書類等については、内容だけでなく、書き方にもこだわったほうが良いと思います。
・基本を学ぶならおすすめ!
・実例満載!真似するだけで書ける!
2.筆記試験
面接重視の様ですし、筆記試験はやらない可能性が高そうですね。
今回は基本的に対策不要だと思いますが、抜き打ちテストが心配な方、また、他大学の応募も検討されている方は、いつも通りSPIの勉強をしつつ、時間があれば、小論文の対策もしておけば完全です。
ちなみに、小論文の対策により論理的な文章をかけるようになることで、面接の対策にもなりますよ。
とにかく、簡単な問題を取りこぼさないようにするというスタンスでいきましょう!
筆記試験対策の詳細については、こちらの記事を参考にしてくださいね!
筆記試験はとにかく勉強あるのみです!以下の参考書もオススメです!
・転職者用SPI対策の定番!
・作文・小論文対策はこれだけでOK!
3.面接
面接は計1回?実施される予定です。
本当に1回で決まるとすれば、すごいですね。
能力や経験から人材を一本釣りするのか、人を見て面接回数を調整するのかどちらかでしょう。
ただ、どちらにせよ面接回数は少なそうですので、いきなり役職者が出てくる可能性も高いです。
面接官に合わせてキャラ作りを入念にして臨みましょう。(あとは、目上の方を見て、緊張しすぎないこと!)
それと話す内容で矛盾がないようにし、書き足りなかったことや、さらにアピールしたい部分があれば、それを追加するイメージでいきましょう。
今回は、Web応募になっていますが、面接時に履歴書も持参するということで、どちらからも質問される可能性が高いです。
基本的には同じ内容を書いていると思いますが、履歴書は当日まで内容を練ることができますので、より完成度の高いものを用意できれば安心です。
あと、面接日を相談できるというのも応募者にとってはありがたいですね。
・転職面接対策におすすめ!
・面接官の気持ちを理解して、一歩リード
東京医科大学は、総合的に考えて就職先としてはそれほど有力候補ではなさそうです。
しかし、より多くの応募者に会おうとするスタンス、入職日に加え面接日まで相談にのってくれるところなど、非常に応募者思いの求人で好感を持ちました。
ネガティブ情報はありますが、腐っても医学部。
倍率が低そうな今、積極的に狙うのもありだと考えます。
内定までの期間も短いみたいですし、お急ぎの方にもおすすめです。
是非イメージで判断せず、色々調べてみることをお勧めします。
職員の女性比率も高い(50%以上)みたいですし、女性も安心して受けられますよ!
■就活に疲れた貴方には以下の記事をお勧めいたします 笑