法人名:学校法人立正大学学園
掲載サイト:マイナビ転職
年齢制限:特になし(大卒)
募集形態:事務系総合職(職種限定なし)
採用人数:若干名
土曜勤務:あり(週休2日)
ボーナス:年2回(実績記載なし)
将来性:☆☆☆
給与:☆☆☆
休暇:☆
難易度:☆☆☆
おすすめ度:☆☆☆
立正大学の中途採用になります。
まず、募集要項上、年齢制限は特にありません。
どなたでも応募可能ですが、初年度年収が400から500万前後のようですので、ベテランの方は年収ダウンに注意してください。
また、事務系総合職なので、職種の限定も特にありません。
自身の経験とうまく関連づければ誰でも採用される可能性はあると予想します。
募集人数は若干名ですね。
知名度的に応募者がどれだけ集まるかがポイントになりますが、昨今の大学職員人気を踏まえると、なんだかんだで高倍率かもしれません。
ただし、給料と規模がそこそこ良いなので、意外とねらい目な気はしています。
下記をよく読んで、是非参考にしてみてください!
立正大学は、1872年創立の歴史ある大学です。2022年にはなんと創立150周年を迎えます。
学校法人としては、大学(大学院)の他に、中高も持っています。
学校こそ2校ですが、大学が比較的大きいので、法人としての規模はそこそこあります。
キャンパスは東京都の品川と埼玉の熊谷にあります。
品川は非常に立地条件いいんですけどね~。熊谷が遠いですね・・・
まぁ、無理ではないですが、異動を考えるとちょっと嫌ですね。
応募の条件に「どのキャンパスでも勤務できること」とありますので、異動は避けられません。
学部は文系を中心になんと8つもあります。
強いて言うならば、地球環境科学部が理系になるんですかね?
あと、仏教系の大学だけあって、仏教学部があるのも興味深いです。
日蓮宗らしいですが、宗教がらみだと、将来性はありそうですよね。そう簡単につぶすとは思えないです。
ちなみに、学生数は約11,000人です。8学部もあればって気もしますが、多いです。
規模は十分ですね。
正直、知名度は低いですし、学業的にレベルの高い大学というイメージはないですが、学生数も多いですし、宗教系で学部も豊富となれば、安定感はあるでしょう。
■求める人材
募集要項では以下のような事が書かれています。
・教育に興味関心がある。
・自発的である。
・企画立案、交渉力がある。
・将来管理職を目指している。
・各種専門知識がある
優遇されるスキル:建築、広報、入試、IR、語学力、司書
まず、前半は心構え的な部分ですね。口に出して言うまでもないことですので、職務経歴書等で醸し出すのがいいですね。
そして、直接的に有利に働くのが後半の専門知識でしょう。
鉄板の語学力ももちろん入っていますね。一般の方は、英語力アピールで加点を狙うのがベストです。
一方、最近あまり見ませんでしたが、建築と司書は大学でよく求められる専門スキルです。もし該当する人がいれば、かなりチャンスなので、積極的にアピールすることをお勧めいたします。
あと、営業職の方は、広報力とかをアピールするのもいいかもですね!
それ以外については、特に言及されていませんでしたし、基本的には上記の人材に合わせていくのが原則ですが、職種を絞った採用ではないとすれば、その他にも自身の業務経験がどう大学で役立つのかをよく検討し、”大学でも役立つ経験”をアピールすれば問題ないでしょう。
気になる待遇についてです!
給与は平均かやや上ぐらいだと予想します。
文系学部が多いからなんですかね?意外にも給与水準は高そうです。
記載によると、大卒初任給は204,000円と普通なのですが、30歳で30万越え、40歳で40万越えと順調に昇給しているようです。あとはボーナスがどれだけ出るか、残業をどれだけするかですね。
まぁ、どうであれば、悪くはないですよ。
また、ボーナスは年間2回です。(残念ながら、実績は不明でした)
なお、金額までは記載されていませんでしたが、上記以外にも、通勤手当、住宅手当、扶養手当、時間外手当があります。
どの大学もあると思われますが、退職手当もありますね。
また、珍しいのは、資格手当ですね!
これ、いったい何の資格だともらえるんでしょうね?
司書とか建築関係ぐらいですかね?
TOEICとかライトな資格でも支給されるならば、職員育成に熱心で大変好印象です。(ぜひだれか教えてください!)
次は休みについてです。
これはちょっと怖いかもしれません・・・・
まず、夏休みに関する記載がありませんでした!
まさか、夏休みないんですかね・・・?(有給消化扱いとか・・・?)
年末年始とかも一応書いてありますが、何となく休みが多い印象は受けませんでした。
もしかしたら、休みについては、期待しないほうがいいかもしれません。
期待しなかったら、休みが多かった時に嬉しいですからね! 笑
あと、週休2日制なのですが、土曜日は出勤もある?ようで、日曜+どこか1日休みというシフトのようです。さらに、月1,2回夜間シフト(13~22時)もあるとのことですので、ちょっと不規則な勤務になりそうです。ここらへんは好みがわかれそうですよね。
■対策
1.書類審査
マイナビ転職の応募フォームで応募後、応募書類を郵送する形式です。
まずWebの応募フォームですが、記載する内容は以下の通りです。
・プロフィール(学歴、資格等)
・職務内容(職歴)
・自己PR
・志望動機
結局応募書類を郵送するのに、Webでも結構書かせてきますね。
なんか無駄だな~と思います。
まぁ、そんなこと言っていてもしょうがないので、志望動機は専用で考えるべきですが、その他については、一度記載したものがあれば、うまく使いまわして対応しましょう。
なお、その後、履歴書・職務経歴書も郵送するのですが、どちらも所定の書式であり、応募者のみが内容を確認できるようです。
具体的なアドバイスができず申し訳ありませんが、無難な内容であることを祈ります・・・
あ、クリップどめやホチキスはNGですよ!
職務経歴書の枚数などをはじめ、最低限のルールでつまづかないようにしてください!
書類審査は、”いかに自身が求められる人材に合致しているのか”を示すことが最大の目的です。
各項目の書き方・コツについては、こちらの記事を参考にしてください!
書類の見栄えも極めて重要です。エントリーシートは1枚につき数秒から数十秒しか見られないという話がありますが、パッと見で瞬間的に内容がわかるぐらいの見栄えが理想です。
書類等については、内容だけでなく、書き方にもこだわったほうが良いと思います。
具体的な書き方等は下記の書籍等も参考にしてください。
(素晴らしく見栄えがよくなりますよ!)
・基本を学ぶならおすすめ!
・実例満載!真似するだけで書ける!
2.筆記試験
募集要項上、書類審査通過後に筆記試験が行われるようです。
同日に説明会も開催してくれるということで、良心的ですよね!
肝心の筆記試験の内容ですが、募集要項では特に記載がありませんでした・・・。
2016年の試験情報によりますと、適性検査として「CUBIC」という試験が行われたそうですが、今回はどうなのでしょうか。
CUBICについては、対策する本なんかもあまりないと思います。
どうしても心配な方は、ネット上にいくつか問題例がありましたので、探してみるとよいでしょう。
まぁ、いつも通りSPIの勉強をしつつ、時間があれば、小論文の対策もするという感じでいいような気もします。何が出るかわからないわけですし、汎用性の高い対策が第一なので。
ちなみに、小論文の対策により論理的な文章をかけるようになることで、面接の対策にもなりますよ。
とにかく、簡単な問題を取りこぼさないようにするというスタンスでいきましょう!
筆記試験対策の詳細については、こちらの記事を参考にしてくださいね!
大学職員の筆記試験対策
筆記試験はとにかく勉強あるのみです!以下の参考書もオススメです!
・転職者用SPI対策の定番!
・作文・小論文対策はこれだけでOK!
成美堂出版編集部 成美堂出版 2018-05-14
3.面接
面接は計2回実施される予定です。
面接回数が少ないので、一回目が正念場ですし、いきなり役職者が出てくる可能性も高いです。
面接官に合わせてキャラ作りを入念にして臨みましょう。(あとは、目上の方を見て、緊張しすぎないこと!)
なお、面接内容はいつも通り書類審査で書いたことが基本になると思われます。
それと話す内容で矛盾がないようにし、書き足りなかったことや、さらにアピールしたい部分があれば、それを追加するイメージでいきましょう。
今回の注意点は2つです。
1.面接時に、成績証明書、卒業証明書、健康診断書の写しが必要
どれも取得に時間がかかる場合があるので、せっかく面接に行けたのに不備がないようにしましょう。特に健康診断書って手続きとかいろいろめんどくさそうです・・・
2.最終面接の日程変更不可。
面接日があらかじめ決まっているようです。
最終面接は平日となりますので、仕事をしている方は注意してください!
あと、宗教系の大学ということで、大学の理念等への理解が試される気がします。
また、新卒採用ではありますが、学長、理事長名を聞かれたり、大学のテーマであるモラリスト・エキスパートについて問われたり、知識が求められる質問があったようです。
中途採用でそこまで意地悪はしないと思いますが、念のため覚えておくと安心です!
なお、当たり前ですが、どんなに優れた人材でも面接での印象が悪いと確実に落ちます。
基本的なルール等はしっかりと守ってくださいね!
・転職面接対策におすすめ!
・面接官の気持ちを理解して、一歩リード
小島 美津子 KADOKAWA/中経出版 2014-01-30
立正大学は、休みこそ少なそうで怖いんですが、給与や規模からくる将来性を考えると、意外と悪くないかもしれません。
転勤とか細かい点を気にしないのであれば、ぜひ狙ってほしいですね。あまり知らない大学だからといって、敬遠する人がいるとすれば、逆にチャンスですしね!
最後になりますが、1年以内の再応募は不可となっております。
受けるタイミングには気を付けてほしいですね。
■困ったらプロに頼りましょう!
■就活に疲れた貴方には以下の記事をお勧めいたします 笑
就活しながら焼肉がタダで食べられる時代