日々、大学職員の求人が出ていますね。
近年多くの大学が今後の成長のために人材を探していますし、当ブログでも毎週多数の求人を紹介しております。
【参考】
しかし、大学によって、職場環境が千差万別であることも事実です。
つまり、受かっても、職員目線で見て本当によい大学かどうかわからないんですよね・・・。
そうなると、応募時期が被った際に、どの大学を優先すべきなのかが判断できなくなるのです・・・。
そこで!現役大学職員の私が独断と偏見により選ぶおすすめの大学を紹介したいと思います!
当然ながら、人によって重視するポイントが異なりますので、いくつか観点を変えて紹介しますね。
この記事を読めば、「今受けるべき!おすすめの大学」がわかります!
■オススメの大学はこれだ!【給料部門】
まずは今週の給料部門からです!今週は変動なしですね。
1位:阪南大学
阪南大学、けっこうすごいです。
先週に引き続き第1位をゲットです。
まず、ボーナスが6.51ヶ月+21.1万円です!
これは今の大学職員だとトップクラスじゃないですかね?
また、モデル年収を見ても、「35歳(係長)で年収840万」、「40歳(課長)で1080万」となっています。
夢がありますね~ 笑
せっかく大学職員になったんだから、役職なんていらない!という方もいらっしゃると思いますが、係長ぐらいなら全員なれる(名ばかり?)大学もありますし、全体的な給与水準の参考にはなりますよ。
給与重視の方には、またとないチャンスが来たといえるでしょう。
2位:甲南女子大学
入職後、ただちに高収入とは限りませんが、モデル年収から推測される伸び率を評価しました。
45歳・管理職ですと、年収975万円とのことです。
同じ年齢でも、主任ですと年収710万円に落ち着きますが、それでも着実に年収が上がっていくことが予想されます。
エージェント型採用の方にモデル年収の記載があったのですが、40歳で年収850万円とのことです。
公募型には記載がありませんでしたが、おそらく同様でしょう。
ボーナスこそ控えめ(
それでも5ヶ月!)ですが、将来性を踏まえても、申し分ないでしょう。
懸念点としては、応募締め切りが過ぎているにもかかわらず、募集が続いていることです。
決まり次第、削除されるのでしょうか・・・?
どちらにせよ、早い者勝ちなのは間違いなさそうです。
ちなみに、1位から3位までを関西勢が独占しています。関西勢強すぎ・・・
4位:東京医科歯科大学(社内SE)
こちらもただちに高収入とは限りませんが、モデル年収では、45歳で年収850万円とのことです。
特に役職についての記載はございませんので、年功序列でこの年収は問題なく到達できるということでしょう。
ちなみに、今週から事務系総合職の募集もかかっていますが、こちらは29歳以下の想定で初年度年収が300万から350万とかなり抑えられています。
よって、若いうちに入職すると、しばらくは苦労するのかな・・・と思ったりもします。
とはいえ、のちほど述べますが、国公立大学かつ医療系大学という最強の安定感も兼ね備えており、かなりのねらい目となるでしょう。(SE限定採用なのが残念です・・・)
普通は3位までの紹介にしているのですが、せっかくなので、もっと挙げておきます 笑
1つ目は事業構想大学院大学(大学名等で検索!)です。
人事責任者の採用ということで、管理職(又はその候補者)採用ではありますが、最大年収は800万となっています。
最近、高額年収を提示している大学は年俸制が多いのですが、こちらは残業代ありのようですね。(時間外21時間までは固定残業代となっているようですが・・・)
そして、2つ目が今週の新規案件、京都先端科学大学(大学名等で検索!)ですね。
こちらの大学は最近、複数のポジションについて募集を出しているのですが、「内部監査業務」については、
最大年収は800万となっています。
モデル年収では、40歳・主任クラスで年収758万ということでしたので、うまく管理職として入職できれば高収入が望めそうですね。(年齢がいっている方もチャンス! 笑)
一方、ボーナスは3か月程度と低めなので、どうやったらこの年収になるのか疑問はあります。
■オススメの大学はこれだ!【休暇部門】
続いて、今週の休暇部門です。
こちらも大きな変動なしです。
1位:平成国際大学 (大学名等で検索!)
その年間休日数はなんと140日!!
夏休み10日、冬休み14日という充実ぶりで、特に冬の方が長いというのが大学にしては珍しいです。
働き方改革の影響等もあるのかもしれませんが、積極的に休暇を推奨している姿勢が伺えますね。
こちらの年間休日数はなんと134日ですね。
関西私大の雄がここまで休めるとは意外でした・・・。
(メチャメチャ忙しくて有名じゃなかったでしたっけ??)
給料もいい方なので、これはかなり優良案件ですね。
(ボーナスが若干下がった・・・?)
強いて懸念点をあげるとすれば、大規模校であるだけでなく、系列校も多いので、
配属先によって休みの取りやすさなんかが大きく変わりそうなことですかね。
事実、休日について附属校勤務は別途設定ありとの記載があります。
あと、
倍率は鬼のように高いでしょう 笑
こちらの年間休日数は131日ですね。
なかなかいい感じです。
産業能率大学はけっこう頻繁に募集がかかるので、チャンスではありますが、
今は大学部門以外(通信教育事業)しかないのが悩みどころです・・・
休みを重要視するならば、まずはこれらの案件は狙いたいところですね。
また、余談として、特徴的な休暇のある大学をご紹介します。
こちらは年間休日数の記載がなかったので、ランク入りはさせませんでしたが、夏期休暇が21日もあります!(2年目から???)
連続なのか、合計なのかまではわかりませんでしたが、なかなか多いですね。
また、年末年始のお休みも10日あり、申し分なしです。
なお、こちらの大学も立命館大学と同じく給料がけっこういいので、ねらい目であることは間違いありません。
■オススメの大学はこれだ!【将来性・安定性部門】
続いて、今週の将来性・安定性部門です。
一部大学を追加しております。
順位をつけるのは難しいですが、将来性、安定性を重視するなら、以下のような大学がおすすめですね。
・有名大学(偏差値・知名度等)
東京大学、京都大学、慶應義塾大学、早稲田大学(doda)、早稲田大学(マイナビ)、
明治大学、立命館大学、同志社女子大学等
・国公立大学
東京大学、京都大学、広島大学、千葉大学、奈良先端科学技術大学院大学、
東京医科歯科大学、宇都宮大学等
・医療系大学
兵庫医科大学、産業医科大学、関西医科大学、東京医科歯科大学、岩手医科大学、
藤田医科大学、日本赤十字北海道看護大学、東京慈恵会医科大学等
今週は
有名大学祭りですかね?
でも、有名大学はおすすめなんてしなくても応募すると思いますので(笑)、特に国公立大学と医療系大学に注目して欲しいと思います。
正直なところ、国公立大学と医療系大学は他の私立大学に比べ、待遇面で劣ることは多いです。
しかし、少子化等の煽りを受け、何かと先行き不安な大学業界で安定性を求めるのは間違っていません。
また、国公立大・医療系大学共に、定期的に募集がかかるので、
入職のしやすさという点で狙い目でもありますので、是非応募を検討してみてください。
ちなみに、東京大学、京都大学は有名大学かつ国公立大学、東京医科歯科大学は国公立大学かつ医療系大学ということで、この分野では最強です!
■オススメの大学はこれだ!【今週の大穴】
最後に今週の大穴です!
今週はついに大穴三兄弟の1人、日本福祉大学が姿を消しました・・・ 笑
・
平成国際大学 (大学名等で検索!):
ボーナス5ヶ月、年間休日140日
・
産業能率大学 (大学名等で検索!):
ボーナス5.9ヶ月、年間休日131日以上
これらの共通点は・・・もうお分かりですね?
マイナー案件であるにも関わらず高待遇というまさに大穴らしい点です。
正直、あまり注目されていないと思いますし、たびたび募集がかかる点に疑問(早々に退職?内定自体??)がないわけでもないですが、知名度的に注目されていないと言うだけで、明らかに高待遇の大学ですよね。
是非、みんなに知られないうちに高待遇をゲットしてほしいと思います!
ちなみに、どれを選ぶかは、お好みで。
休み重視なら休日数を評価して
平成国際大学ですし、ボーナスと募集がかかる頻度を考慮すれば、おいしいのは
産業能率大学・・・?
(ただし、産業能率大学で現在募集がかかっているのは、大学部門以外の業務になっています・・・)
繰り返しとなってしまいますが、職場としての大学にもネームバリューを求めるなら話は別です。
しかし、そこさえ乗り越えられれば、大きなチャンスが掴める可能性は高くなると考えています。
継続して募集がかかっているところを見ると、まだこの待遇の良さが世間にバレていないということでしょう。
まだみんなに狙われていないうちがチャンスです!
なお、これらは全てエージェント型採用ですので、早い者勝ちな雰囲気があります。
応募を検討されている方はいち早く行動することをお勧めします!
うまいこと関東と関西の大学ですが、給与・休暇どれをとってもトップクラスです。
強いて言うなら、異動(
立命館大学は大分行きあり・・・?)と高倍率が懸念事項ですかね・・・
大学職員志望者の中でも、向上心の高い方は、狙う価値のある案件です。
あと、非公式情報(ネットの噂)を信じるならば、明治大学はぶっちぎり高給です。
(結構信ぴょう性は高いと考えています。)
でも、募集人数1名・・・
■大学選びは慎重に!
大学職員は近年、人気職種ですので、狭き門であることが多いです。
そのため、可能な限りたくさん応募するというのは鉄則です。
しかし、冒頭でも述べたように、大学によって、職場環境が千差万別であることも事実です。
この記事では現役大学職員が選ぶおすすめの大学をご紹介しましたが、その判断基準を私なりにまとめましたので、是非以下の記事を大学選びの参考にしてもらえたらと思います。
また、なんだかんだ言って給料は重要なので、意外とボーナスで選ぶのもありかもしれません 笑
ちなみに、募集要項以上の詳細情報(あまり知られていない各大学の内情!)を確認する際は、以下のような口コミサイトを利用するといいでしょう。
■情報収集が命!大学職員志望者必須!企業口コミサイトキャリコネで転職
■【転職会議】企業の口コミ・評判・求人が豊富な転職サイト
これらには、ポジティブな情報だけでなく、ネガティブな情報も掲載されていますので、非常に信憑性が高いです。全て無料なのに、便利ですね。
他業界の場合、マイナーな求人をスルーすることが多いですが、大学はマイナーでも待遇のいい大学が隠れているので、内情を調べたうえで、積極的に挑戦したほうがよいですよ!
マイナーでも高待遇の大学が潜んでいるという事実を知っているかどうかで意識が大きく変わります。
■時間があるうちに対策を!
募集が立て込むと、ひとつひとつの案件に時間を割くことができず、十分な対策が行えないケースが多々あります。
特に書類は、書くのに必死で、内容を推敲する時間がなくなりがちです。
時間があるうちに、できる限りの対策をすると、夢の大学職員ライフに近づくと思いますよ!
以下の記事も参考にして頂けたら幸いです。
■大学職員の書類審査対策シリーズ
■大学職員の筆記試験対策シリーズ
大学職員の筆記試験対策【応用編】
■大学職員の面接対策シリーズ
引き続き対策シリーズは増やしていきたいと思います!
大学職員への転職を目指すなら、今が頑張りどきですよ!!!