【現役大学職員が選ぶ!】大学職員志望者が使うべき転職サイト10選【全て無料】

大学職員になりたいけど、どの転職サイトを使えばいい?

投資系大学職員のコウジ(enjoy_dslife)と申します。

転職サイトって、山ほどありますし、その悩みよくわかります。
さらに、大学職員志望者向けってことになると、なおさらわからないですよね。

この記事では、現役大学職員かつ採用担当者の視点から、この疑問に回答したいと思います。

なお、私は現役大学職員でありながら、実際に各サイトをほぼ毎日チェックし、大学職員採用の実態を追い続けてきました。(もはや趣味です・・・ 笑)

実際に見てきた内容ですし、ご覧の通りどれも大手サイトですので、その点安心かなと思います。

大学職員志望者におすすめ転職サイトBEST10

それでは、大学職員志望者におすすめの転職サイト10選をランキング形式でいきましょう!

1. マイナビ転職

【メリット】
1.大学職員の求人数が多い
2.求人検索しやすい
3.大学職員の新着求人がメールで届く

【デメリット】
1.倍率が高くなりがち
2.メールが少々多い
3.年齢制限のある求人が多い

【掲載大学実績(一例)】
1.早稲田大学
2.法政大学
3.同志社大学
4.東京大学
5.京都大学

大学職員を目指すなら登録すべき転職サイト1つ目は、マイナビ転職です。

見ていただけると分かりますが、このサイトは最も大学職員の求人が多いです。地方大学の求人も豊富なので、日本全国の方が活用できます。

当たり前ですが、大学職員の求人数が多いと言うのは重要です。
転職活動の手始めとして、どんな大学職員の求人が出ているのかを確認するだけでも有益ですからね。

さらに、実際の求人を見ることがモチベーションアップにもつながります。

一方、懸念点としては、メジャーなサイトだけに、倍率が高くなりがちです。

公募型転職サイトはどこもそうですが、学歴・年齢・職歴等で機械的にフィルターをかけられている可能性もありますので、書類通過率は低めである印象です。

また、公募型と言うこともあり、年齢制限があったり、どちらかといえば若手有利な傾向があります。

【公式サイト】https://tenshoku.mynavi.jp/

無料でマイナビ転職に登録(公式サイト)

2. doda

【メリット】
1.公募型求人・エージェント型求人両方のいいとこ取りサイト
2.幅広い年齢層に対応(様々な年齢に対応した求人がある)
3.エージェント型No.1の大学職員求人数

【デメリット】
1.キャリアコンサルタントのレスポンスが遅め?
2.キャリアコンサルタントの質にムラがある?

【掲載大学実績(一例)】
1.早稲田大学
2.中部大学
3.広島大学
4.桃山学院大学
5.岩手医科大学

マイナビ転職に並んでおすすめなのが、dodaですね。

dodaはどちらかと言えば転職エージェントだと思われがちですが、実は公募型の求人も充実しているんですよね。

昨年は「早稲田大学」の求人も出ていたりと、超有名大学もdodaを活用し始めています。(マイナビ転職からdodaへの移行が始まっている・・・?)

求人が多く、公募型と転職エージェントのいいとこ取りができる転職サイトこそdodaですね。

ご自身でどんどん進められる方は公募型に応募すればいいですし、サポートを受けたり、自分にあった大学や非公開求人をゲットしたい方は転職エージェントとして活用するのもいいでしょう。

また、様々な使い方ができるので、年齢等を問わず、誰でも有効活用できるのもdodaのいいところですね!

なお、デメリットですが、正直なところ私は感じたことがありません。

とにかく大学職員になるという結果を追求すると、最強なんですよね。

ただ、それだと無責任な気もしたので口コミを調べてみましたが、キャリアコンサルタントの質についていくつか悪い口コミがありました。

まぁ、担当してくれるキャリアコンサルタントによって違うのは、dodaだけではありませんし、早いところ面談して、相性が悪ければ担当変更を打診すればいいでしょう。(私は普通にいい方が担当でしたが)

求人数ではマイナビ転職に負けますが、個人的には最もおすすめです。(とは言え、年に数回は求人数もNo.1になっています!)

【公式サイト】https://doda.jp/

無料でdodaに登録(公式サイト)

3. リクルートエージェント

【メリット】
1.業界最大手の安心感
2.充実のキャリア支援
3.口コミでの評判が良い(システムが使いやすい等)

【デメリット】
1.エージェント型にしては倍率が高め?
2.リコメンドメールの精度がイマイチ(使わなければOK)
3.担当者の営業感が強い?(サポートが強いが故・・・)

【掲載大学実績(一例)】
1.立命館大学
2.藤田医科大学
3.京都先端科学大学
4.松本大学
5.麗澤大学

続いて、大学職員に限らず、転職エージェントとして圧倒的な支持を得ているのがリクルートエージェントです。

どの転職関連情報を見ても、おすすめされていますよね。

実際、業界最大手は伊達ではないですし、キャリア支援(応募書類添削、面接指導等)は本当に充実しています。

どんな些細なことでも相談できるので、転職に不安のある方は特に優先して利用したいサイトです。

一方、1番のデメリットは、キャリア支援が充実しているが故に、大学職員以外も紹介されがちである点ですね。

大学職員の求人を紹介してもらうまでに、ちょっと多めのメールをさばき、ちょっとだけ営業感の強いキャリアコンサルタントの方とやりとりをするので、少々根気が必要かもしれません 笑

大学職員の求人を紹介してもらえないと言う意見をよく聞きますが、これまでの実績を見ても、求人はあると断言できますし、利用者が多い分、運やタイミングにも左右されるので、粘り強く取り組んで欲しいですね。

ただ、私としては、そこまで熱心にキャリア支援してくれると言う点にむしろ好感を持っていることを念のためお伝えしておきます。(仕事とはいえ、日常でここまでサポートしてもらえることってないですよ!)

立命館大学などの有名大学も利用していますし、大学職員志望者も有効活用したいサイトです。

【公式サイト】https://www.r-agent.com/

無料でリクルートエージェントに登録(公式サイト)

4. リクナビNEXT

【メリット】
1.高給な大学の求人が多い
2.企業ブロック機能が安心
3.転職成功ノウハウ等が充実

【デメリット】
1.倍率が高くなりがち
2.届くメールが多く、煩わしい
3.リコメンドメールの精度がイマイチ(使わなければOK)

【掲載大学実績(一例)】
1.明治大学
2.慶應大学
3.同志社女子大学
4.阪南大学
5.北里大学

世間的に最もメジャーな転職サイトは、リクナビNEXTでしょう。

大学職員から見たリクナビNEXT最大のメリットは、なぜか高給な大学の求人が多いことです。
掲載大学例にもある通り、高給で有名な明治大学、同志社女子大学、阪南大学等を独占案件で持っているとは・・・

大学職員を目指す理由はいろいろあると思いますが、高収入を第一に目指すならば登録しておいて損はないサイトですね。

リクルートエージェント譲りで転職ノウハウ等を学ぶにも大変活用できます。

また、現在働いている会社等がリクナビNEXTを使っていたとしても、その企業からあなたのプロフィール等を見られなくする企業ブロック機能があるのはいいですね。

確かに転職活動をしていることを会社にバレたくないですし、さすが大手サイトですね。行き届いています。

一方、デメリットですが、マイナビ転職同様、メジャーサイトだけに倍率は常に高いですね・・・。

また、メールの頻度が多い!
さらに大学職員だけを目指すには少々的外れな内容も多い気がします。

まぁ、ここらへんのデメリットはメールを振り分けたり、うまく対処してくださいね。

【公式サイト】https://next.rikunabi.com/

無料でリクナビNEXTに登録する(公式サイト)

5. マイナビエージェント

【メリット】
1.非公開求人が充実している(80%が非公開求人)
2.サポート体制に定評がある(特に20代・第二新卒支援が充実)
3.中小規模大学も充実している
4.  会員限定情報が有益である(給与・賞与情報、残業時間、職場環境等)

【デメリット】
1.転職エージェントの中では、若手優遇の傾向がある
2.ハイクラス求人(管理職採用)等が少ない?
3.公開求人が少ない

【掲載大学実績(一例)】
1.敬愛大学
2.グロービス経営大学院大学
3.神戸薬科大学

次は、世間的にリクルートエージェントと双璧の知名度を誇るマイナビエージェントです。

マイナビエージェントの特徴は非公開求人が豊富な点ですね。なんと非公開求人が全体の80%を占めるとのことです。

ここまで非公開求人が多いと、本当に大学職員の募集が含まれているのか判断しづらいのですが、社名非公開の求人を片っ端から見て、大学名を特定できるものもいくつかあったので、大学職員を目指す人も十分使えると判断しました。

また、期待できる点としては、姉妹サイトであるマイナビ転職に大学職員の募集が多いことですね。

おそらく普段はマイナビ転職にて公募採用をしている大学が、限定的な採用をする際にその流れでマイナビエージェントを使うケースは非常に多いと予想しています。(あえて手間をかけて業者を変えるメリットがそれほどないですからね。)

さらに、マイナビエージェントは全体的な方針として、大手だけでなく、中小企業の案件にも力を入れています。

そのため、大学職員採用についても、その他には掲載されていない大学が含まれているようです。

また、さすがにこちらで公開はできませんが、実体験として非公開求人の中に大学職員採用は含まれていたので、そこは安心して頂ければと思います。

あとはそれがあなたに回ってくるかどうか、運とタイミングしだいですかね。
早めに自身の希望を伝え、気長に利用するのが良いかと思います。

またデメリットですが、転職エージェントにしては、若手優遇といいますか、中堅以上向けの求人が少ない傾向があります。

そのため、逆に言うと、20代や第二新卒の方は積極的に活用できるでしょう。

※2021年追記

サイトがリニューアルされ、「会員限定情報」が追加されました。

これには、なかなかリアルな情報がわからない実際の給料・賞与情報や職場の雰囲気、残業実態などが掲載されています。

このように表面的な求人情報を超えた内容があると、非常に信頼性が増しますね!好印象です。

【公式サイト】ttps://mynavi-agent.jp/

無料でマイナビエージェントに登録(公式サイト)

6. エン転職

【メリット】
1.企業(大学)分析が充実している。(口コミも充実)
2.サイト・アプリの操作性が抜群(通知機能等が便利)
3.面接対策レポート・転職後支援が有益

【デメリット】
1.若手向きの求人が中心(管理職採用等少なめ)
2.求人が関東圏中心
3.届くメールが多く、煩わしい

【掲載大学実績(一例)】
1.城西大学
2.城西国際大学
3.武蔵野大学
4.東京医科歯科大学
5.東京未来大学

おすすめの転職サイト5番目は、エン転職です。

最近駅などいろいろなところで広告を見かけますし、結構メジャーなサイトですが、実は大学職員の求人もしばしば出ております。

こちらのサイトは、大学職員の求人に限らず、企業(大学)分析や面接対策レポートが有益ですね。
しっかりとした取材に基づいて情報が掲載されており、信頼感があります。

また、転職した後の支援(円滑に入職するための各種情報提供等)があるのも、他にはない特徴ですよね。

ただし、この転職サイトの一番残念なところは、求人がほぼ関東圏に集中していることです・・・。

若手で、関東圏での転職を検討している方のみ活用してください。

【公式サイト】https://employment.en-japan.com/

無料でエン転職に登録する(公式サイト)

7. randstad(ランスタッド)

【メリット】
1.内定までのスピードが早い
2.ハイクラス向け求人が多い
3.キャリアコンサルタントとのやりとりが最低限で済む

【デメリット】
1.システムが使いにくい
2.大手大学が少ない
3.転職サポートが少なめ

【掲載大学実績(一例)】
1.安田女子大学
2.日本経済大学
3.環太平洋大学
4.情報経営イノベーション専門職大学
5.国際ファッション専門職大学

日本ではマイナーですが、世界39ヵ国で展開しているグローバル系転職サイトrandstad(ランスタッド)です。

グローバル系と言うことで、大学職員の採用は少ないのかなと思われがちですが、実は大学職員の求人もそこそこ出ています

おそらくこの意外性が功を奏しているのだと思いますが、ライバルが少ないため、内定までのスピードが驚異的に早いのが特徴です。

昨年はなんと掲載期間1週間ほどで募集を締め切っているケースもありましたね。

大手大学の求人はまだ見受けられませんが、中小規模の大学でも待遇は優れている大学はありますので、ネームバリューに拘らず、いち早く大学職員になりたいと言う方にはおすすめできる転職サイトです。

新たに開設される専門職大学の求人をいち早く取り扱っていたり、先進的な印象です。

なお、メリット・デメリット両面になりますが、外資系らしく?キャリアコンサルタントの支援が少々淡白です。

徹底的に指導して欲しいと言う方は、リクルートエージェントマイナビエージェントなどのキャリアサポートが充実しているサイトが向いていますが、人とのやりとりが煩わしい方や、求人を紹介してもらいつつ、自分のペースで進めたい方には逆に好印象かもしれません。

【公式サイト】https://www.randstad.co.jp/

無料でrandstad(ランスタッド)に登録(公式サイト)

8. 転職エージェントneo

【メリット】
1.既卒者だけでなく、第二新卒専用サイトも用意
2.デジタルフィルターなし(コンサルタントの判断で求人を紹介)
3.面接指導等に定評がある

【デメリット】
1.求人数が少ない
2.キャリアコンサルタントについて悪い口コミが多い
3.求人のあるエリアが限定的(東京・大阪・名古屋・福岡)

【掲載大学実績(一例)】
1.環太平洋大学
2.びわこ成蹊スポーツ大学
3.大阪成蹊大学

転職サイトの中でもベンチャー的位置付けの転職エージェントneoですが、こちらにも大学職員の求人はありました。

こちらのサイトの最も良いところは、デジタルフィルター、つまり機械的に応募者を選別することがないと言う点です。

第二新卒の方は特にですが、特筆すべきスキル・実績がない場合、どうしても公募型ですと職歴等でフィルターにかかってしまい、書類審査が通らない場合も多いです。

しかし、転職エージェントneoの場合、しっかりと時間をとって行われる面談を通じて求人を紹介してくれるため、応募を受け付けてすらくれないといった状況は避けられます。

小規模な転職サイトだからこそ、他の転職サイトでうまくいかない人を救ってくれる良心的な転職サイトと認識しています。

ただし、やはりまだまだ大学職員の求人は少ないですね・・・。
また、求人エリアが東京と大阪中心ということを踏まえると、活用できる方は限られそうです。

ただ、大学職員を目指す方でこのサイトを使っている方はほぼいないと思うので、狙い目ではあります。

【公式サイト】http://agent-neo.com/
【公式サイト】https://www.daini-agent.jp/

無料で転職エージェントneoに登録(公式サイト)

無料で第二新卒エージェントneoに登録(公式サイト)

9.type転職エージェント

【メリット】
1.提案力が高い(年収交渉に強みがある)
2.老舗転職エージェントのノウハウを有している。(マイナビよりも老舗)
3.面接対策が充実している(利用者が少ない分、1人1人に時間を割いてくれる)

【デメリット】
1.大学職員の求人数が未知数(求人内容が不明)
2.関東エリアが中心(逆に神奈川県、千葉県、埼玉県等のローカル案件は豊富)
3.技術系(建築等)の求人が少ない?(事務系が中心)

【掲載大学実績(一例)】
1.グロービス経営大学院大学
※その他、大学名非公開の求人中心

意外とマイナーですが、転職エージェントの老舗がtype転職エージェントです。
なんと、あのマイナビよりも昔からあるサイトなんですね。

こちらの特徴は、老舗ながらのノウハウとネットワークで強い交渉力を持っている点です。

大学相手にどこまで通用するか定かではありませんが、転職時の年収交渉も積極的に行ってくれると評判です。

また、時間をかけて一人一人指導をしてくれるので、非常に安心感もあります。

なお、肝心の大学職員に関する求人ですが、非公開求人が大半のため、正確には判断できません・・・

求人検索の結果を見ても、社名に「学校法人」や「大学」を含む求人は確実にあるのですが、その内容までは見れないので、あとは運とタイミングでしょうか・・・。

ただ、大学のような歴史ある企業(学校)の場合、昔からの付き合い(特に就職関係のコネですね)で老舗企業を選択する傾向がありますので、実はしれっと大学の求人が出てくる可能性は十分にあります。

よって、とりあえず登録を済ませておいて、いい大学を紹介されたらラッキーと言うことで、サブ的な使い方をされるのがおすすめです。

最後に注意点ですが、求人は関東圏中心と言うことですので、それ以外の方はあえて利用しなくてもいいでしょう。
さらに、ITはアリなのですが、その他技術系(建築等)の方も求人数的にあまりおすすめはできません。

【公式サイト】https://type.career-agent.jp/

無料でtype転職エージェントに登録(公式サイト)

10. WORKPORT(ワークポート)

【メリット】
1.IT系の求人に強みがある
2.対応が早く、内定までのスピードも速い
3.登録が転職サイトNo.1に楽

【デメリット】
1.求人数が少ない(特にIT系以外は・・・)
2.年収アップがあまり期待できない?
3.ニーズにマッチしない求人を紹介されることがある

【掲載大学実績】
・高野山大学
・学校法人日本教育財団(東京通信大学、国際ファッション専門職大学等)

最後に紹介するのは、IT系中心の転職サイト、WORKPORT(ワークポート)です。

マイナーな転職サイトではありますが、IT系の方は必須と言われている転職サイトです。
実際、IT系の求人数に関していえば、マイナビ等の主要サイトを超えていますね。

また、IT系に強いサイトだけあって、サイト自体も大変使いやすく、利用登録も一瞬で終わります。
これは個人的に大変好印象でしたね。
ちょっと試して見るだけでたくさんの情報を入力するのも面倒ですから。

登録も早くて、キャリアコンサルタントも効率性重視のテキパキした方が多い(それだけ内定も早い!)と言うことで、なんとなく今風な会社という印象がありますね。

一方、WORKPORT(ワークポート)のデメリットとしては、IT系以外の求人が少ないことです。

一応、例であげた高野山大学等は事務職(経理職)の求人を出していたのですが、割合としては圧倒的にIT系の求人が多いです。

さらに、事務系の求人も経理・人事といった固有スキルを前提とした求人が多いので、職種を絞らずに大学の求人を探している方にはあまりおすすめできません。

また、効率的に内定を獲得するということに重きを置いているので、少々自分の意図とは異なる求人を紹介されるケースがあるという口コミが見受けられました。

それを防ぐためには、キャリアコンサルタントと早めに面談し、自身の条件等を明確にしておく必要があるでしょう。

利用すべき人は限られますが、ハマれば非常に強い転職サイトですね。

【公式サイト】https://www.workport.co.jp/

無料でWORKPORT(ワークポートに登録)(公式サイト)

■自分に合った大学職員向け転職サイトの選び方

大学職員を目指す方が自分に合った転職サイトを選ぶには、まず転職サイトの種類が大きく分けて2つあることを理解する必要があります。

1.公募型転職サイト

公募型転職サイトとは、各大学がサイト内に公開求人を掲載し、それを見つけた転職希望者が自ら応募するスタイルの転職サイトです。

代表例としては、マイナビ転職リクナビNEXT等ですね。

なお、公募型転職サイトには、以下のような特徴があります。

【メリット】
求人数が多い
・応募しやすい
・マイペースに進められる

【デメリット】
倍率が高い(ハイスペックじゃないと×)
・年齢制限のある場合が多い
・全て自分一人で進めないといけない

これらの特徴を踏まえると、以下のような方には、公募型転職サイトがおすすめです。

・年齢が若い方(30~35ぐらいまで)

・自身のスペック・キャリアにある程度自信がある方

・転職経験者、1人で全て対応できる方

・マイペースに転職活動を進めたい方

公募型求人サイトの最も大きなメリットは、「求人数が多い」という点ですね。

複数のサイトに登録しておけば、いつ見たとしても、いくつかは大学職員の求人があります。

転職活動の初めの時期ほど、実際に求人がないとモチベーションが上がらないので、これは重要なポイントです。

1人でどんどん転職活動を進められるアグレッシブな方は、公募型転職サイトが向いているでしょう。

一方、全て公開求人で応募しやすいこともあり、基本的に倍率は高いです。

誰でも応募できる反面、その後の通過率を考えると少々厳しいのは覚悟した方がいいですね。年齢・学歴・職歴フィルターで機械的に落とされてしまう懸念もあります・・・。

2.エージェント型転職サイト

エージェント型転職サイトとは、各大学が転職サイトに希望する人材を伝え、転職のプロが転職サイト登録者(転職希望者)の中からそれにマッチする人材を紹介していくスタイルの転職サイトです。

代表例としては、dodaリクルートエージェントがありますね。

なお、エージェント型転職サイトには、以下のような特徴があります。

【メリット】
手厚い転職支援が受けられる
・公募型の求人もある
幅広い年齢層に対応可能
倍率が低めである

【デメリット】
求人数がやや少ない

これらの特徴を踏まえると、以下のような方には、エージェント型転職サイトがおすすめです。

・中堅以上の方(若手の方が有利ではあります)

とにかく早く大学職員になりたい(倍率が低め)

・転職支援・サポートを受けたい(転職相談、書類・面接指導等)

・自身のスペック・キャリアに自信がない

まず、1番のポイントは手厚い転職支援を受けられる点ですね。

転職経験が少ない方ほど、書類作成・面接等の対策をどうすればいいのか悩みがちですが、転職エージェントでは、それらの悩みを相談できるコンサルタントがいます。

いやらしい話ですが、彼らは皆さんを転職させてお金をもらっているので、本当に親身になって相談に乗ってくれます 笑

さらに言えば、転職を成功させるために、皆さんの良いところ(=自己PR)を引き出してくれるのです。

これが自身のスペック・キャリアに自信がない方こそ転職エージェントに頼るべき理由ですね。

また、幅広い年齢層に対応できますし、正直、倍率は低めです。

というか、エージェント型転職サイトの場合、そもそも非公開求人が多いので、倍率の判断はできません。

キャリアコンサルタントに相談することで、誰にでもチャンスはあります。

ここだけの話、大学職員採用で転職エージェントを利用する方がまだまだ少ないので、ライバルが圧倒的に少ない状況なんですよね。

一方、エージェント型転職サイトのデメリットは求人数がやや少ないことです。
公募型転職サイトに比べると、確かに大学職員の求人が少ないのは否めません。

しかし、そこにしかない求人があること、また、ライバルが少ないことを考えると、大学職員になれる確率としてはむしろ高いのではないかと考えています。

求人が多くても、大学職員になれないと意味がないですからね 笑

ちなみに、ネット上の「転職エージェントに大学職員の求人はない」という情報に惑わされてはいけません。

私のところにもこのようなコメントは来ますが、その直後に確認したところ、立命館大学の求人が確かに出ていました。

つまり、求人がないのではなく、紹介してもらえない・見つけられていないだけである可能性は高いです。

私は大学職員採用も今後は、エージェント型転職サイトが増えてくるのではと考えています。

公募型転職サイトのように、機械的に落とされることは少ないですし、キャリアコンサルタントの推薦と共にエントリーできるので、採用確率は高くなります。

このように、転職サイトにはいろいろなものがありますが、それぞれに特徴があります。
つまり、自身の状況やニーズによって使い分けていくと効果的なわけですね。

これだけでOKという転職サイトはありませんので、上記を参考に、ご自身に合った転職サイトを選んでみてください。

■公式HPのみの大学職員求人は推奨しません

もしかしたらこれは大学職員特有かもしれませんが、たまに大学の公式HPのみで大学職員の募集がかかっていることがあります。

なお、転職サイトに掲載している大学が公式HPにも求人を載せている場合は何ら問題ないです。
むしろ、転職サイトに載せきれない様々な情報が紹介されているケースが多いので、絶対に見るべきです。

ただし、転職サイトを中心とする外部メディアに載せず、公式HPのみで求人を行っている大学を私は推奨していません。

・転職サイト利用料すら払えない?(経営やばい・・・?)

内向きの大学?(卒業生ぐらいしか見ない=卒業生優遇?)

・公式HPだけで十分集まる?(広く優秀な人材を探す気がない?)

体裁上、採用をしていることにしたい?(コネ・・?)

いろいろ理由はありますが、皆さんの努力が無駄になる可能性もありますので、一応お伝えしておきます。
(大学職員の方なら、思い当たる節もあるのではないでしょうか・・・?)

■大学職員志望者の転職サイトはこれだけでOK

今回は現役大学職員かつ採用担当者の視点から、大学職員志望者におすすめできる転職サイトをご紹介しました。

日頃の研究成果でもありますので、これらのサイトを攻略すれば大学職員になるチャンスは増えると確信しています。

大学職員の求人は神出鬼没なところもありますので、いつ登場するのかわかりません。

特にエージェント型転職サイトは、応募に間に合わないということがないよう、事前に登録を済ませ、待ち構えておきたいところですね。

なお、個人的には、求人数の多いマイナビ転職dodaから始めて、慣れてきたら徐々に他のサイトも活用するとスムーズかなと思います。

逆に言うと、求人数の大半を占めるので、この2つに登録しないで大学職員になるのは、結構厳しいんじゃないですかね。

ただ、取りこぼしをなくすためには可能な限り多くのサイトに登録すべきですし、全て無料なのでリスクはありません。

大学職員にいち早くなりたい!という方ほど、複数サイトを活用された方が結果は出ると思います。

最後に、当たり前ではありますが、応募に時間をかけても意味がないので、上記サイトからサクッと応募して、ライバルより先に採用試験対策に取り組みましょう!

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