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■現役大学職員が選ぶおすすめの大学
第3回目となりますが、現役大学職員が選ぶおすすめの大学についてです。
コロナウィルスの関係で大学も何かと大変な状況ですが、このような中でも採用活動を行っている大学は複数あります。
しかし、大学によって、職場環境が千差万別であることも事実です。
つまり、見事受かっても、職員目線で見て本当によい大学かどうかわからないんですよね・・・。
そこで!現役大学職員の私が独断と偏見により選ぶおすすめの大学を紹介したいと思います!
なお、メジャーな大学はおそらく全員が受けると思うので、皆さんが見逃しがちな「実は美味しい」優良大学を中心に紹介しますね。
この記事を読めば、「今受けるべき!おすすめの大学」がわかります!
■今オススメの大学はこれだ!【立命館大学】
今回は立命館大学をご紹介します。
・・・マイナーどころか「超メジャー大学じゃん!」と思ったあなた!もうしばらくお付き合いください!
立命館大学ぐらいの大学になると、応募者が殺到するため、リクナビNEXT等の公募型転職サイトで募集することが多いです。
しかし、今回は、リクルートエージェントでの募集となっています。
【公式サイト】https://www.r-agent.com/
これが意味することは、「条件に合えば、公募型採用よりも採用確率が大幅アップする」ということです。
正直、早い者勝ちな案件ですね。誰もが羨む有名大学の職員になるチャンスです。(募集要項の「なるべく早く入職できる方」はフラグにしか見えません 笑)
ざっと見てみた限り、立命館大学以外にも、複数の大学(名古屋女子大学、京都先端科学大学、西部文理大学、藤田医科大学、松本大学等)が募集を出しているので、大学職員を目指す方は必見です。
最近も言われましたが、「転職エージェントに大学職員の求人はない」という噂に反論するためにも、取り上げてみました 笑
下記でもまとめていますが、リクルートエージェントはキャリア支援に定評のある転職サイトです。手厚いサポートを希望する方にはバッチリですね!
それでは、各ポイントを見ていきましょう。
1.給料:想定年収は最大790万円!
こちらの求人情報を見てもらうとわかりますが、年収目安は今回の求人ですと、427万〜790万となっています。
下限は初任給クラスなので、おそらく平均で600万以上は期待できます。
入職早々この年収はなかなかいいのではないでしょうか?
また、大手大学らしく、昇給率も高いです!新卒採用の情報を確認してみると、毎年11,000円から16,000円アップしています。これは間違いなく高給ですね。
これらの情報から判断すると、採用される方の年齢・職歴によって幅はありますが、給与に関しては間違いなく高水準だと判断します。
また、立命館大学は改革熱心な分忙しそうな印象がありますので、残業次第ではもう少し高くなるかもしれませんね。
2.休暇:年間134日以上!
立命館大学は休みが多いのも素晴らしいですね。
こちらの求人情報にもあるように、年間休日数は134日となっていました。
有給休暇はもちろん、創立記念日休暇や大学職員恒例の夏季休暇・年末年始休暇もしっかり用意されています。相変わらず恵まれているなぁ・・・。
また、転職会議を見ると、意外にも残業時間は少なめという情報が多いようです。先に紹介したように、個人的な繋がりによる情報ですと、なかなか忙しそうにしていたので、部署による差が大きいということかもしれませんね。
一方、週休2日制ということで土曜に休みたい方にはバッチリです!
大学職員としてはメリット・デメリットがあるものの、民間企業から転職される方には好印象ですよね。
3.将来性・安定性:関西私立大学の雄。言うことなし。
マイナーな大学で最も気になるのは将来性ですが、立命館大学については特にいうことがありません 笑。
現状、全く問題なしです。
学校法人で見ると、小学校1校、中高4校、大学2校と大規模組織です。なんなら、関連会社も持っていますよね。
児童・生徒・学生も全学校合計で48,000名以上がおり、安定していますね。
意外にも100周年はまだでしたが、創立から98年ということで、歴史的にも申し分なしです。
働きやすさとは反比例するかもしれませんが、関西圏に複数のキャンパスを持っている点もリスク分散に寄与していると思われます。
まぁ、いろいろ書きたいことはありますが、とにかく心配する必要はないです 笑
■立命館大学の穴場ポイント
立命館大学の穴場ポイントは以下の3点です。
これらのポイントがあるからこそチャンスなので、大学職員になりたい方はぜひ応募を検討してみましょう!
・エージェント型採用である
・急募案件である
・応募者が限定的(IT系人材限定)
1.エージェント型採用である
これは先にも触れましたが、公募型採用でも良さそうなものを、あえて転職エージェントで募集している点に旨味がありますね。
おそらく、欲しい人材が明確なので、広く募集するよりも、条件に合致する人材を一本釣りしたいという気持ちの現れでしょう。実際、その方が効率的ですからね。
さらに、転職エージェントの強みでもありますが、担当者の推薦があれば、採用される確率は極めて高くなります。
同じ案件だったとしても、公募型とエージェント型ですと、エージェント型の方が採用される確率は高まります。
つまり、公募型ではなかなか受かるのが難しい大学にも採用されることが可能になるのです!
今回はすごくいい例ですが、転職エージェントに登録をしておくと、こういった案件をいち早く紹介してもらえるのが最大のメリットですよね。
登録している方の中で条件に合いそうな人を探すわけですから、登録しておくだけでも、ライバルから1歩抜きん出ることができます。
ライバルが少ないところで闘うのは、内定ゲットのための立派な戦略です!
2.急募案件である
今回は立命館大学として2件の募集がかかっていますが、両方とも急募案件です。
「採用が決まり次第締め切り」「なるべく早く入職出来る方」という文言があり、煽ってきますね〜 笑
もちろん急いでいるからと言って誰でも採用するということはありませんが、それでも多少はハードルは下がるでしょう。
急いでいる中で、いつ出てくるかわからない超優秀な人材を待つより、そこそこですが、条件を満たしていてすぐに来てくれる人材なら、今は後者を選びますよね。
つまり、言い方は悪いですが、能力にそれほど長けていない方が立命館大学ほどの大学に入職するには、絶好のチャンスなのです。
なお、大学職員の離職率は極めて低いので、今回のような急募案件はそれほど多くありません。今回の求人はまさに千載一遇のチャンスかもしれませんね。どちらにせよ「早い者勝ち」です。
まだみんなに狙われていないうちがチャンスです!
3.応募者が限定的(IT系人材限定)
最後の最後で悲報かもしれませんが、今回の求人はIT系人材限定です。(後出しすいません・・)
長い目で見ると異動はあるようですが、初任地は情報システム部ということで、ITの即戦力が求められております。
基本的には、少しでも条件に合えば、積極的にエントリーするよう指導していますが、今回は条件が結構明確なので、応募できない方が多いかもしれません。
しかし、これは応募できる方にとっては朗報にもなり得ます。
なぜなら、ライバルが非常に少なくなるからです。
最近は増えてきていますが、大学職員を目指す方にIT系の方はまだまだ少ないので、エントリーさえできればかなり有利だと予想しています。
IT系ブラック企業にお勤めの方!
今の会社とは真逆の環境である大学職員を目指してみませんか? 笑
応募を検討されている方はいち早く行動することをお勧めします!
■大学職員の求人選びは慎重に!
今回は立命館大学を紹介しました。
私がおすすめするまでもない超メジャー大学ですが、エントリーの仕方(ずばり、転職エージェント経由が圧倒的有利!)によって採用される確率を上げることができる例として参考にしてもらえると幸いです。
大学職員は近年、人気職種ですので、狭き門であることが多いです。
そのため、可能な限りたくさん応募するというのが鉄則になります。
しかし、冒頭でも述べたように、大学によって、職場環境が千差万別であることも事実です。
この記事では現役大学職員が選ぶおすすめの大学をご紹介しましたが、その判断基準を私なりにまとめましたので、是非以下の記事を大学選びの参考にしてもらえたらと思います。
また、なんだかんだ言って給料は重要なので、ボーナスで選ぶのもありかもしれません 笑
ちなみに、今回も大活躍でしたが、募集要項以上の詳細情報(あまり知られていない各大学の内情!)を確認する際は、以下のような口コミサイトを利用するといいでしょう。
■【転職会議】企業の口コミ・評判・求人が豊富な転職サイト【無料】
これらには、ポジティブな情報だけでなく、ネガティブな情報も掲載されていますので、非常に信憑性が高いです。全て無料なのに、便利な時代ですね。
他業界の場合、マイナーな求人をスルーすることが多いですが、大学はマイナーでも待遇のいい大学が隠れているので、内情を調べたうえで、積極的に挑戦したほうがよいですよ!
マイナーでも高待遇の大学が潜んでいるという事実を知っているかどうかで結果が大きく変わります。
■大学職員の求人を見つけたら次は対策を!
応募が立て込むと、ひとつひとつの案件に時間を割くことができず、十分な対策が行えないケースが多々あります。
特に書類は、書くのに必死で、内容を推敲する時間がなくなりがちです。
時間があるうちに、できる限りの対策をすると、夢の大学職員ライフに近づくと思いますよ!
大学職員の求人情報を見つけた後は、以下の記事も参考にして頂けたら幸いです。
■大学職員の書類審査対策シリーズ
大学職員の書類審査対策【履歴書編1】
大学職員の書類審査対策【履歴書編2】
大学職員の書類審査対策【職務経歴書編】
■大学職員の筆記試験対策シリーズ
大学職員の筆記試験対策【基礎編】
大学職員の筆記試験対策【応用編】
大学職員の筆記試験対策【テストセンター・Webテスト編】
■大学職員の面接対策シリーズ
大学職員の面接対策【基礎編】
大学職員の面接対策【質問集】
大学職員の面接対策【集団面接・グループディスカッション編】
大学職員への転職を目指すなら、今が頑張りどきですよ!!!